2008-02-06

ダブリンの緑

仲の良い友人の本棚ってのは私のためのような物で、一部をのぞいてかなり魅力的な仕上がりになっている。

例えば今居候をさせて頂いている彼女には、日本の大学にいた頃結構影響を受けたから、魅力的すぎてちょっとくらくら。

そんな本棚から「そろそろ読んでみるか」と恩師の本を取り出して、友人が用事をすませているうちにぱらぱらとページをめくった。 その途端に、私がウェリントンで殆ど息をひそめてカフェの隅っこでじっとこの本を読んでいる姿が頭に浮かんだ。 必要になる本ってのは案外とわかるのだ。 作業と作業の間で、友人と友人の間で、ぼっかりと空く一番素晴らしい自分のための時間に読む本だと思います。 読むぞ!


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