人類の秘宝アリエル・ピンクのライブに行ってきた。
ひっさびさの「この人、天才!」と魂震えるコンサートであった。
生きててよかった!
始まって三分位で私の中で生命讃歌が鳴り響いた。
上出来とか、クールとか、そんな次元じゃなくて、まさに宝。
御宝。
玉。
ギョクッ!!
サイケとかヴィンテージなサウンドとか、奇抜さとか、中央線っぽさとかに1mmも興味がない私ですら信奉してしまう。 そんな魅惑のアリエル・ピンク。
元々私は、サイケな音楽の作り出す「自分がどんどん広がっていく感じ」が苦手だ。 広がらなくて多いに結構。 自分が拡張されて自然の中に溶けていく位ならば、私はもっと繰り返しの音とか、機械的な世界の中に自分を見失いたい。
多分、だからこそ
いつも気持ち悪がって
嫌悪して、排除して、おぞましがっている分
好きになると、それはもう魅了されてしまう。
マイク・ケリーとかいい例。
ケツの穴から編みぐるみ出てくるとか、もう、おぞましくて思わず覗き見。
おぞましさの中でしか表現出来ない優しさや人の道って絶対にある。
そしてそのおぞましくってヌメッとした温かさこそ、往々にして人類愛なんだと思う。
あー、本当によかったアリエル・ピンク。
来日した際とかには是非皆様聞きに行ってー!
最高だからー!
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