2009-09-10

すぐそこにある下品

トンガへの往路で見た映画があまりにも面白かった。 復路では友人全員に見るように勧め、席に着いているスクリーンでいかにみんなでシンクロし合った映画を上映し合うかに挑戦した。 ってことで私は往路復路両方で同じ映画を見ました。

その映画は"ザ ハングオーバー"(二日酔いって意味)。 くだらない、実にくだらない映画だ。 日本でだと”したまちコメディー映画祭 in 台東 前夜祭オールナイト 復活!映画秘宝ナイト”で上映するそうです。 見た方が良い! チャンスのある人は見てみてくれたまえ。




以下の文章は、その映画祭のキャプション。 
 その脚本の面白さが話題を呼び、ノンスター作品でありながらも全米で2億ドル以上を稼ぎだし、すでに続編の製作も決定した超メガ・ヒット作!花婿になる友 人の独身最後を祝うためにラスヴェガスに集まった3人の男たち。高級ホテルを1晩だけ借りてハメを外しバカ騒ぎ。超弩級の二日酔いで目覚めると、3人とも 昨夜の記憶が全くない!それどころか花婿は消え、その代わりに部屋にいるのは虎や、マイク・タイソン、さらには赤ん坊!!一体何が起きたのかわからぬまま 花婿を探し始めるが、次々といろんなやつらから襲われるハメに…。一体、記憶が無くなった空白の時間に何があったのか?そして花婿はどこに!?スター不在 の映画でも面白いものはキチンと結果が出るということを証明した素晴らしい作品。

ザーメンとか、性器とか、吐瀉物とか、強盗とか、マスターベーションとか、くだらない合成薬物とか、車の衝突とか、白いブリーフを履いた人とかが笑いのつぼにハマっちゃうタイプの人には最強な映画だと思う。 要するに、日常的に世界をちょっぴりお馬鹿な目線で見ている人には最適。 私の場合は、残念な事に笑いのつぼがどんぴしゃりでくだらないパーティーカルチャー界隈の風習だったりするので、本当にコメディー映画として笑えた。 完全に自分がマーケットターゲットだったと思うわ! 「いるいるいる、こうい馬鹿な事するやつ、友達に絶対いる。 もしくは私がこういう事してしまう。」と思いながら笑い転げた。 

 この映画は別に実験的だったり、裏にコメディーとは何かっていう問いかけがあるとか、社会風刺をしているとか、そういう高尚な含みは残念ながら無く、ただビール飲んでいる時に友達と笑い転げながら話したり、実際にしてみたりする事だけを、ある意味淡々と描写している。 まさにすぐそこにある下品。 下品、ネクストドア。 そういうディック映画で、その愚かさも含めて、いっそ気持ちがよかった!

 下品さには様々な次元があると思うんです。 今日、会社でこの映画の事を考えている時にそう思ったよ。 深窓の麗人と令嬢系達に属する奥まった所にある陰美な下品から、サディスティックなスプラッタ系の下品、スノビッシュな人達がかもちだす普通に生きているだけなのにその存在その物が俗物的で下品という下品。 本当に様々な下品があるわけだ。 そして下品ってのは、自分にとっての笑える下品以外は全て冗談にすらならないぐらいに下品だからむかつくわけで、そこが運の分かれ道。 是非、自分にとっての心地好い下品を見つけ出したい訳です。 

 私は、すぐそこにあるただ馬鹿な下品さが個人的には好みです。 それ以外の下品は、PTAの役員みたいに「んまぁ! ネチネチと下品だこと!! なんて悲しいんだ。 消えておしまい!」って思っちゃう方です。 フルチン程度が丁度いいです。

2 comments:

skner said...

それってつまり私もドンピシャなターゲットかもしれない!映画秘宝ナイトのプログラムに入ってるならなおさらに!

Anna said...

まさに!!!

全く持ってその通りだと思います。

ただ、エロくないの。 セクシーでもないのよね。 ただ下品なの。 それでも良いかしら?