2009-09-30

愛しのジュリアン•シュナーベル

 十二歳の時に母と一緒に映画、Basquiatを見て以来私は現代美術が好きだ。 「麻薬はやるまい」

2009-09-29

私も

妊娠したら、パートナーに記録の本を作ってもらいたい。



システムが面白いなあと思って、じろじろと見ていたbccksっていうウェブサイトで見つけたオンラインブック。 旦那さんがとった奥さんと赤ちゃんとの日常の記録。 毎日を、大好きなんだろうなあ。

2009-09-24

Vivian Girls



Vivian Girls - When I’m Gone

なんで私はいつもこんなにgoogleが好きなのだろうか

私はgoogleが好きだ。 あえて宣言してしまおうと思う。 悪の匂いすら漂うぐらいの巨大企業で、ちょっと恥ずかしいんだけど、私はgoogleが好き!! 

他のソフトウェア会社と比べて、いつもこざっぱりとした、そしてきちんとした形になっている使い勝手の本当に良いサービスを提供してくるし、何よりもプロジェクトにヴィジョンがある気がする。 新しい物が出てくるたびに、「嗚呼。 人類が使う全ての情報を集め整理すると言う壮大な目的をもって設立されただけある…。 一歩一歩進んでいるのですね」と感嘆。 それが良い事なのか悪い事なのか知らないけど、とりあえず彼らは彼らの目的に向かって進んでいる様子。 頑張れGOOGLE!

さてさて、そんな私は最近google readerを使うのに、めちゃくちゃはまっている。 このプログラムはすごい。 これまで使っている人や褒めている人を見ては「このオタクが。そこまでやる必要なし!」とせせら笑っていたけど、実際自分も使ってみたらべた惚れ。 大学の頃の友達とブログ上の面白い記事やらを共有している。

そのプログラムを使うと自分用に読み物の編纂をしていける。 私はこのリーダーのシステムにはデザイン関係の情報ソースしか登録しないと決めてる。 そうやってある種の自分ルールを入れる事で、自分自身読み応えのある状態に持って行けるのよね。 多分この編集欲をくすぐる感じが素晴らしいのだろう。 自由自在に使えるけど、一括した状態にシステムがまとめあげてくれる。 「使い方次第でどんどん面白くなる」と思えるプログラムは良い。 使用感かなり良し。 

googleでアカウントを持っている方、是非お互いのリーダーを共有しましょう! デザイン関係の面白い記事を私が選りすぐって毎日送りますので。

これにソーシャル•ブックマーク•システムのDelicious的な要素が加われば完璧だと思う。 googleがそういうの作ってくれないかなあ。 

 そんなgoogleさん、今度はgoogle waveなるものを発表されなすった。 これはすごい。 やれる事は全部今でも出来る事で、実際の職場でもいろんなソフトを使って遠くの人同士で仕事をしたりしているけど、一個のソフトウェアにその機能をまとめられるってのは素晴らしい。 従来だとやはりそのソフトを持っている人どうしじゃないと出来ないビジネスってあったからさ。 しかもオープンソースだから、絶対にすごいスピードで洗練されるだろうし。 エキサイティング!! しかも、googleなだけあって、他のサービスともリンクしまくるようだ。 素晴らしい。 

↓この普通のパーティー会場とかでだとなんだか会いたくない感じの、ちょっと(いや、かなり)おたくくさいお兄ちゃんとお姉ちゃんも素敵過ぎ。



日本でクリエイティブな仕事っていうと、マーケティングへの発想がすごいとか、激しくかっこいい広告が作れるとか、収益が良いとかって意味になるよなあと思う事がある。 まあ、そこにクレバーになれるのもクリエイティビティーの一つだろう。 でも私はこうやってヴィジョンを持って、着々と新しい物を作って行く仕事が最もクリエイティブだと思う。 多分、だから私は「はてな」とか、多くの日本のサービスを使いたくないんだろう。 そのディベロッパー自体が何がしたいのか分からなくてつまらない。 ファンになれない。 どうしても真似っ子に見えるんだよね。 後デザインが悪いし、何よりもやっけに仮設的でガタピシャな使用感に耐えられん。 なんで日本のオンライン上のサービスはやけにみんなちまちましていて、ガタピシャな感じなのか。 それか異常にフラッシュ。 構造的に面白いとか、根本的な発想が賢いとかってのが少ない。 ミニマリズムとか、シンプリシティーとか考えないのかなあ。 だから「うわーー! 使ってみたい!」ってならないのよね。

とりあえず早くgoogle wave使いたい〜! 今日本を中心に、韓国、イギリス、ニュージーランドに在住している人達で仕事をしているんだけど、これが使えたら、すっごい楽しいだろうと思う!!



おまけ

FireFoxアドオン、新『del.icio.us Bookmarks』が凄すぎる件

なぜソーシャル・ブックマークのdel.icio.usが面白いのか

朝から

連れ合いの作った楽曲を会社で流しながら仕事をした。 なんかどきどきするよね。 ヘッドフォンをして、周りにばれないようにしながら聞く。 ううう! ぞくぞくする。 うはー、もう一回!

車輪にうなされていた時期があった

数年前乳母車のデザインをしていた時、私は完全に車輪にうなされていた。 本当に、車輪ってのはすごい発明であると同時に、やっぱりどっか難しいのよ!! 工学が…、あたしのちっぽけな脳では追いつかない…。

昨日見つけたこの動画が面白すぎた。 見ながら、「これだ!! この車輪感。 車輪にうなされる感じ。 そして実はすっごい難しいこの感じ!! ああああ」とあの苦悩を思い出し悶々。 ううう…。 もう二度と車輪には近づきたくない!!!

うそっ! 後何回かはやってもいい。




2009-09-22

料理

私の料理へ情熱には波がある。 今はなかなかにピークで、毎日楽しく料理をしている。

トンガに一緒に行った子は筋金入りの菜食主義者達で、味が薄くて、もそもそしている物を非常に尊ぶ老人の様な人達だった。 でも作る物作るもの非常に美味しい。 ハレクリシュナっぽい料理。 私はそういう料理が大好きなので彼らとはいつも一緒にごちそうを作ってワッサリ食べる。 彼らとする料理って本当に楽しい。 毎晩毎晩一緒にごちそうを作って楽しんだから、今は

2009-09-20

急激な保守化

 仕事始めてから、呆れるぐらいに保守化…、っていうか老化した気がする。 

 今日は会社の同僚の為に夕食会を自宅でやった。 彼女と彼女の片思い先の男の子を、我が家に招待し家人と共にもてなすという最もオーソドックスな手法。 うまくいく男女は、すでに出来上がっているカップルに、カップルとして扱われた時にくっつく。 今回の場合は私と私の伴侶がホストとなり、その二人を招待して、「カップル同士ですね」っていう態度(しかし明らかな態度をとると相手をびびらせるので、あくまでも柔らかめに)

2009-09-18

若さの無駄遣いに勝る贅沢はない

 私の男友達で長年の同居人だった子は贅沢に生きている。 見事に彼自身の若さを無駄遣いしていた。 全く生産せず、消費だけを繰り返し、明日に繋がる事は一切していなかった。 何たる贅沢。


 そんな彼のお気に入りのサイトが、あまりにも無意味で、でも意味深で嘆美で面白い。




彼がご友人と作っているブログも無意味。 でもお美しい。




 違う世界…、って感じだわ。 

2009-09-17

pingpong



 すっごい面白そう。 今私が一番興味があるプロジェクト。 自分が日本にいたならば、是非参加したい。 ワークショップ定員15名だそうです。 どれだけ限定なのだ? 現役多摩美ッ子がかなりうらやましい。 うらやましいいいーーー。

どう判断したら良いのかわからない

これってどうなのよと思うのね。 もし街中がこういう建築なら、私はその街に住みたい。




でもこれだけが街に一つある感じは、ちょっと悪趣味だと思ってしまうのは、この建物の形があまりにも縄文だからだろうか。 別に縄文に文句は無いけど、というか好きだけど、うーん…。 まあ、真っ白で四角くてあまりにも仮設的で、建てて五年でみそぼらしく見える建築が多い昨今、こういうのも悪くない? 

職場のデザイナーにコメントを求めたら「ダースベーダーのヘルメット的過ぎる」と言われ、思わず膝を打つ。 うん。 やっぱりどっかまだ珍妙なデザインだ。 どっか不自由だ。 私はこれを珍妙と呼ぶ事にした!!

同じ事務所の次の建築に期待!

2009-09-16

トンガ王国 引き潮を待て

 私の滞在先からは、向いの島が見えた。 パンガイモトゥ島という綺麗な小島。 毎日庭からこの島を眺めていた。





この海の先にある島にはボートに乗って行ける。 でもね、引き潮の時には、実はとことこと歩いて行けるのだ。 去年はボートで行ったけど、今年は散歩がてらに歩いて行ってみた。

 まあ、勿論島から島を渡るってのが散歩程度で収まる訳はなく、実際の所はちょっとした冒険になった。 最後らへんはちょっと溺れかけたけど、すごく楽しかったぞ。

 引き潮になると小魚とか蟹とかがそこらへんに落ちているので、野良豚たちがご飯を食べる。 オインク、オインク。 風物詩らしい。

 

 




 美味しいもの一杯食べれて幸せね。






 トンガでは男性がピンクを身につける事があまりないみたいで、全員結構ピンク系の物を身につけている私の友人たちは注目の的だった。 最後は完全に肩ぐらいまで海水が張ってしまい持ち物全部頭の上に乗っけての移動だった。 私は私のカメラが濡れる事だけを異常に恐れており、その時間帯の写真は一切ない。 「とりあえず早く島について、カメラを安全な場所に置きたい!!!!」って事だけを胸にひたすら歩いていた。 カメラ関係になると私は端から見ても滑稽なぐらいチキンになる。 

 って事で焦っていたためカメラの設定がおかしく、サングラスをしていたためもっとおかしく、この時の写真は全部暗い。 実際はもっとキラキラした一日だったのですが、こんな写真になってしまい残念。



 上のパノラマは、クリックして大きめの画像で見てみて。 海を歩いて渡っている時って、当たり前なんだけど自分の周り360°全部海なの。 周りに小さな島々がぷかぷかと浮かんでいて、自分はその真ん中に立っている訳じゃん、すっごい不思議な気分になるよ。 遠くに見える島々とかさ、遠くの雲の下で流れている雨とか、流れて行く雲とか、海の中で見てみると何かが全然違って、ブランコをしているときみたいにお腹がちょっと押されるような気持ちになるんだ。 それで、顔を海に入れてみると、熱帯魚の大群が泳いで通り過ぎて行ったりとかするのね。 

 島に近づくにつれて、どんどん水量が浅くなって行くのが分かって面白かった。 最後、水が無くなったら陸。 浅瀬では漁をしている人達もいた。 色んな生活があるんだなあ。




 無人島まで歩いて行く経験が出来てよかった。 若干出エジプト記みたいな気持ちになったよ。 あくまでも若干だけど。

民主党と私

 今をさかのぼる事たしか十年ぐらい前、東京のはずれで結構アンダーグランドな(正確な位置としては屋根裏部屋)政治集会に参加した事がある。 別に私にポリシーがある訳ではなく、社会主義者の友達に遊びの帰り道に「飲み会にでも行くか」程度につれられて行った先がそれだった。 

 その場には「あの事件の真犯人なのでは?」的な有名人が結構いて、トイレからママにそれを報告したら「サインもらって来い!」っていうのでサインをもらったりした。 「あんなちゃんへ」的な善良なメッセージの入ったアウトローな人達のサインを私は意外と持っている。

 また、メチャクチャ怒ったゲイのアクティビストの人が差別用語を使った雑誌を怪力で「どばーーーーっ!!」って引き裂いていたのが印象的だった。  幼心に「あああああああっ、差別絶対よくない!」と思った瞬間だった。

 結果として友達を数人作ったし、人生に非常に有益になっているアドバイスなんかももらい、(ちょっと不思議だったけど)一生ものの夜だったと思う。 政治の集会とかって一回は参加してみるべきだと思う。 

 そしてその後その場で出会った政治家になろうとしている人の選挙活動を手伝った。 彼女は民主党から出馬していた身体障害者の方で、バリアフリー関係の政策を通したくて頑張っていた。 なので雑務を手伝った。 

 その後、彼女の事務所からゆきおちゃんシールやらグッズを山ほど分けてもらった。 当時も今も使い道が分からないので、まだ実家にある。



ふつうのゆきおちゃん…「宇宙人」とか「ハ虫類」みたいといわれているゆきおちゃんですが、本当はとってもホットでキュートでナイーブな人なんです…うしろすがたのゆきおちゃん…ゆきおちゃんはいつだって真剣に考えています…かなしいゆきおちゃん…おこったゆきおちゃん…うれしいゆきおちゃん…みんなのしあわせがゆきおちゃんのしあわせです。



今日日本のニュースが流れていて、ゆきおちゃんが首相になったと伝えられていた。 「ゆきおちゃんが老けとる!!」と思いながら、同居人に「私この人のシールいっぱい持ってるんだ。」と自慢にならない自慢をした。

 当時の始めっから負け戦感のあった民主党と、今回の飛んでる鳥を全部UFOから打落とした勢いの差はすごいなと思う。 時代って流れるんだなあ。 っていうか小沢さんってすごいんだなあ…。

 とりあえずママに今晩電話して私の部屋からゆきおちゃんシールを送ってくれと頼もうと思う。 現物を同居人に見せたい。

旅行をする事

 旅行をする度に思う事だけど、本当に今回の旅行は最も素晴らしい旅行だった。 好きな人とする旅行ってのはなんでこうも楽しいのか。
 
 私はそういう発想とは無縁でいたいなとか、自分はそういう自己検閲はしないぞと思うトピックがある。 その内の一つが理不尽な理由での旅行の拒否だ。 「旅行が好きな人達及び、彼らの周辺の文化が嫌い」っ ていう理由で旅行に行かない人って結構いる。 もうその態度そのものが残念。 人のことばっかり気にして、自分が損をしている典型的モデルだ。 私はそうはありたくない。

 そういう事をいう人を数人知っていて、確かに気持ちも分かる。 私は自称自由人と旅人には興味が無い。 だけど彼らがやっている方法だけが旅行の楽しみ方だとか醍醐味だとは思っていないので関係ない。 自称シンガーソングライターが嫌いだからって別に音楽全般が嫌いってならないように。 旅行を楽しめるかどうかは、自分で自分を新しい環境の中でエンターテイン出来るか否かだから、他の人がどうやっているかは参考にはなるけど結局どっか関係ないのだ。 どんな事柄であれ他の人がうざいからやらないってタイプの人にあうと「でも別に君とそれって関係ないじゃん。 ってかその考え方ってすっごいくだらなくないか?」ってなる。 まあ、どっか良い子だったり、真面目な人は他の人達の作った枠組み内にいる自分ってのをまず先に想像しちゃって嫌悪感を持っちゃうんだろうな。 自分がそこに入る必要なんて全然本当はないのにね。

 とりあえず、良い旅行をする度に、そういう理不尽な検閲を思い出す。 これは別に旅行だけじゃなくて、デザインでも仕事の仕方でも、人間関係でも、自分に関係ない事を関係があると勘違いして規制をかけてしまう事がある。 でも旅行はそういう事を思い出させてくれる。

 って事で旅行中ずっとスーザンソンタクの言っていた事を思い出していた。 

若い読者へのアドバイス…
(これは、ずっと自分自身に言いきかせているアドバイスでもある)

人の生き方はその人の心の傾注(アテンショ ン)がいかに形成され、また歪められてきたかの軌跡です。注意力(アテンション)の形成は教育の、また文 化そのもののまごうかたなきあらわれです。人はつねに成長します。注意力を増大させ高めるものは、人が異質なものごとに対して示す礼節です。新しい刺激を 受けとめること、挑戦を受けることに一生懸命になってください。検閲を警戒すること。しかし忘れないこと——社会においても個々人の生活においてももっと も強力で深層にひそむ検閲は、自己検閲です。

本をたくさん読んでください。本には何か大きなもの、歓喜を呼び起こすもの、あるいは自分を深めてくれるものが詰まっています。その期待を持続すること。 二度読む価値のない本は、読む価値はありません(ちなみに、これは映画についても言えることです)。言語のスラム街に沈み込まないよう気をつけること。
言葉が指し示す具体的な、生きられた現実を想像するよう努力してください。たとえば、「戦争」というような言葉。

自分自身について、あるいは自分が欲すること、必要とすること、失望していることについて考えるのは、なるべくしないこと。自分についてはまったく、また は、少なくとももてる時間のうち半分は、考えないこと。動き回ってください。旅をすること。しばらくのあいだ、よその国に住むこと。けっして旅することを やめないこと。もしはるか遠くまで行くことができないな ら、その場合は、自分自身を脱却できる場所により深く入り込んでいくこと。時間は消えていくものだとしても、場所はいつでもそこにあります。場所が時間の 埋めあわせをしてくれます。たとえば、庭は、過去はもはや重荷ではないという感情を呼び覚ましてくれます。

この社会では商業が支配的な活 動に、金儲けが支配的な基礎になっています。商業に対抗する、あるいは商業を意に介さない思想と実践的な行動のための場所を 維持するようにしてください。みずから欲するなら、私たちひとりひとりは、小さなかたちではあれ、この社会の浅薄で心が欠如したものごとに対して拮抗する 力になることができます。暴力を嫌悪すること。国家の虚飾と自己愛を嫌悪すること。少なくとも一日一回は、もし自分が、旅券を持たず、冷蔵庫と電話のある 住居をもたないでこの地球上に生き、飛行機に一度も乗ったことのない、膨大で圧倒的な数の人々の一員だったら、と想像してみてください。自国の政府のあら ゆる主張にきわめて懐疑的であるべきです。ほかの諸国の政府に対しても、同じように懐疑的であること。

恐れないことは難しいことです。ならば、いまよりは恐れを軽減すること。自分の感情を押し殺すためでないかぎりは、おおいに笑うのは良いことです。他者に 庇護されたり、見下されたりする、そういう関係を許してはなりません——女性の場合は、いまも今後も一生をつうじてそういうことがあり得ます。屈辱をはね のけること。卑劣な男は叱りつけてやりなさい。

傾注すること。注意を向ける、それがすべての核心です。眼前にあることをできるかぎり自分のなかに取り込むこと。そして、自分に課された何らかの義務のしんどさに負け、みずからの生を狭めてはなりません。
傾注は生命力です。それはあなたと他者とをつなぐものです。それはあなたを生き生きとさせます。いつまでも生き生きとしていてください。
良心の領界を守ってください。


2004年2月
スーザン・ソンタグ 『良心の領界』(NTT出版)





旅行からの帰り道、家人と手をつなぎながら「次はどこに行こうか?」って話しをした。 「ねー! 本当にどこに行こうか? 一緒に行こうか?」と言った時、めちゃくちゃ嬉しかった。 基本はほんとうにこういう事なんだと思う。 私は旅行が好きな人が好きだ。

2009-09-15

台湾

 正月は台湾で迎えたいと思っています。 現在参加メンバーは私とケイスケ。 一緒に来たい人はどんどんご応募ください。 

 さて、今私はむくむくとした野望に胸を燃やしている。 この野望の達成無しにして、台湾も無し!! ってことでこの指止まれ!!

予感


 連れ合いの部屋の窓が可愛い。

2009-09-14

お仕事

 たまに周りのデザイナー達から弱音とか本音を耳にする事がある。 その度に、気持ちはすごく分かるからその弱音を吐いた人に同情しつつ、それでも「商品に対してそんなに感情的になっても仕方ないよ」とか「そこにつまずいていたら仕事なんて進まなくなっちゃうよ」とかって、要するに、水に流せと促していた。 まあ実際そうだと思う。 仕事って続けるかやめるかしかない訳だから,続けると決めたら色々水に流すしか無いと思う。 

 そんな事を考えながら仕事をしていて、ちょっぴり悲しくなっていた。 頭では分かっているけど、でも感情がついていかない時があるから。 些細な事なんだけど、仕事でちょっぴり落ち込んだ。


 だから、こんな時は、彼女の名前を大声で呼ぶ事にしたんだ。 まずは心の中で、次はグーグル上で。 

 そうしたら、そうしたら、そうしたら! やっぱり期待は外れない。 




 いらっしゃるんですって。 
私の地元の美術館の再オープニングの為へ。 
腰抜けるほど驚いた。 思わず叫んだ。






やよいちゃんが頑張ってるから、
私、頑張る!!!



あとこの写真のやよいちゃん可愛すぎ!!!
速攻でプリントアウトして、壁に飾った。 
きゅん。 きゅん。 きゅうん。 



 昨日本屋さんへ散歩に行った際に彼女の若かりし頃の作品集を見つけたんだ。 そこではニューヨークで生きている彼女の姿がうつっていた。 ものっすごいキラキラしていた。 胸がすかっとして自由な気分になった。 ものすごい事だと思う。

2009-09-10

トンガ王国 表敬訪問

 今年もトンガに行ってきたよ。 寒い寒いニュージーランドの冬の間に私は考えた。 夏が来ないのなら私が夏に行けば良いのだと。 ってことで飛行機に飛び乗り二回目の渡トンガ。




 飛行機降りたら、夏だった!

すぐそこにある下品

トンガへの往路で見た映画があまりにも面白かった。 復路では友人全員に見るように勧め、席に着いているスクリーンでいかにみんなでシンクロし合った映画を上映し合うかに挑戦した。 ってことで私は往路復路両方で同じ映画を見ました。

その映画は"ザ ハングオーバー"(二日酔いって意味)。 くだらない、実にくだらない映画だ。 日本でだと”したまちコメディー映画祭 in 台東 前夜祭オールナイト 復活!映画秘宝ナイト”で上映するそうです。 見た方が良い! チャンスのある人は見てみてくれたまえ。




以下の文章は、その映画祭のキャプション。 
 その脚本の面白さが話題を呼び、ノンスター作品でありながらも全米で2億ドル以上を稼ぎだし、すでに続編の製作も決定した超メガ・ヒット作!花婿になる友 人の独身最後を祝うためにラスヴェガスに集まった3人の男たち。高級ホテルを1晩だけ借りてハメを外しバカ騒ぎ。超弩級の二日酔いで目覚めると、3人とも 昨夜の記憶が全くない!それどころか花婿は消え、その代わりに部屋にいるのは虎や、マイク・タイソン、さらには赤ん坊!!一体何が起きたのかわからぬまま 花婿を探し始めるが、次々といろんなやつらから襲われるハメに…。一体、記憶が無くなった空白の時間に何があったのか?そして花婿はどこに!?スター不在 の映画でも面白いものはキチンと結果が出るということを証明した素晴らしい作品。

ザーメンとか、性器とか、吐瀉物とか、強盗とか、マスターベーションとか、くだらない合成薬物とか、車の衝突とか、白いブリーフを履いた人とかが笑いのつぼにハマっちゃうタイプの人には最強な映画だと思う。 要するに、日常的に世界をちょっぴりお馬鹿な目線で見ている人には最適。 私の場合は、残念な事に笑いのつぼがどんぴしゃりでくだらないパーティーカルチャー界隈の風習だったりするので、本当にコメディー映画として笑えた。 完全に自分がマーケットターゲットだったと思うわ! 「いるいるいる、こうい馬鹿な事するやつ、友達に絶対いる。 もしくは私がこういう事してしまう。」と思いながら笑い転げた。 

 この映画は別に実験的だったり、裏にコメディーとは何かっていう問いかけがあるとか、社会風刺をしているとか、そういう高尚な含みは残念ながら無く、ただビール飲んでいる時に友達と笑い転げながら話したり、実際にしてみたりする事だけを、ある意味淡々と描写している。 まさにすぐそこにある下品。 下品、ネクストドア。 そういうディック映画で、その愚かさも含めて、いっそ気持ちがよかった!

 下品さには様々な次元があると思うんです。 今日、会社でこの映画の事を考えている時にそう思ったよ。 深窓の麗人と令嬢系達に属する奥まった所にある陰美な下品から、サディスティックなスプラッタ系の下品、スノビッシュな人達がかもちだす普通に生きているだけなのにその存在その物が俗物的で下品という下品。 本当に様々な下品があるわけだ。 そして下品ってのは、自分にとっての笑える下品以外は全て冗談にすらならないぐらいに下品だからむかつくわけで、そこが運の分かれ道。 是非、自分にとっての心地好い下品を見つけ出したい訳です。 

 私は、すぐそこにあるただ馬鹿な下品さが個人的には好みです。 それ以外の下品は、PTAの役員みたいに「んまぁ! ネチネチと下品だこと!! なんて悲しいんだ。 消えておしまい!」って思っちゃう方です。 フルチン程度が丁度いいです。

2009-09-05

I AM

I am so in Tonga. It's super hot here. I am having greatest time of my life with my best friends.

LIFE IS GOOD!

2009-09-01

初号機

 母がIssey MiyakeのPleats Pleaseのバッグを送ってきた。 デザインクラシックスに入る