2011-04-24

さよなら石膏像

我が実家にずるずるとずっとあった、美大受験用の石膏像を、今度多摩美のグラフに行く近所の子に譲った。 その子が送ってくれた写真。 こうやって、新しいお家に運ばれていく石膏像達。 あっはっは! ちゃんとシートベルトしている! うける!!




いつまでもこの石膏像が実家にあってもしょうがないので、誰かデッサンをしてくれる人が貰ってくれて本当に良かった。 でも若干寂しいね。 さらば、青春。

この石膏像を貰ってくれた子が、これからすごく良い大学時代を過ごして、すっごいクールなデザインをしてくれると良いな。 頑張れー! 陰ながら新しいオーナーを応援しろ、(元)我が石膏像達よ!

いやー、それにしてもこれから多摩美行くとか本当にうらやましいな。 また行きたいよ私も多摩美。 今思い返しても楽しい気持ちになる。 すっごく良い大学だった。 楽しすぎて、遊びすぎていて、そういえば大学の広報誌の表紙になった事もある。 あはは、でもその広報誌の表紙になる人って中退率すごく高くて私も翌年中退。 あっはっは。 中退上等! でももしなんだかの幸運が訪れてまた多摩美に行く事になったら、今度こそ卒業しよう。 あっはっは。




そうえいば今年の年始に、赤ちゃんが実家に遊びに来たときに、石膏像と並べてみた。 こうやってみると石膏像でかいよねー。

サッチモのWhat a wonderful worldの歌詞の中で、
"I hear babies cry,
I watch them grow,
They'll learn much more,
Than I'll ever know.
And I think to myself,
What a wonderful world"
"赤ちゃんが泣くのが聞こえる
彼らが成長するのを見る
彼らは僕が知り得る事以上の事を学ぶだろう
だから思うんだ
世界ってなんて素敵だろう"って部分がある。

この歌はベトナム戦争を嘆いて作らせた歌らしい。
でも、ただひたすら目の前にある世界の素晴らしさを歌っている。
本当に音楽ってすげえなと思わさせられる一曲。

この赤ちゃんと石膏像の写真を見ると、思わず私もすっごいしかめっ面の笑顔をしながら、「世界ってなんて素敵なんだろう」と思ってしまうわ。


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