2013-03-17

3.15

昔見た映画を見直した。

例えば、天国の口、終りの楽園とか。
なかなかにノスタルジックな体験だった。

最後の方の登場人物のダンスシーンは、相変わらず官能的で美しかった。

記憶ではこの映画に出てくる人たちは、劇中でセックスをしまくっていると思っていたけど、久しぶりに見てみたらそうでもなかった。

(その後、セックスをしまくっている印象がある映画、その2のThe dreamersを見てみたら、こっちはやっぱりセックスをしまくっていた。) 

昔一緒に住んでいた男友達と2人で、バズラーマン版のロミオとジュリエットを見ていたとき、セックスシーンで彼が急にめちゃくちゃ照れたことがある。

「自分のセックスが見られたくないように、人のだって見たくない」とのことだった。

私はセックスシーンがある映画が結構好きだし、友達とも見れるので、その子の反応は面白かった。

そういうことを思い出して、またなかなかにノスタルジックな気持ちを味わった。

そして思うのだ。

そういうことに照れたり、照れをお互いに出し合えたりする時期ってのは意外なほど短いのだなと。

そういう人生の質感は、不思議なほど人生の支えになっていたりする。

そのときの彼の感じとか、夜の長さとか、全部がいとおしくなる。

若い人がセックスしまくっている映画を見ながら自分の子供時代を懐かしく思い出した。

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