2013-11-14

クライシス

女としてのクライシスを感じる、今日この頃。

女としてというよりかは
社会に生きるヒューマンビーイングとしてかもしれない。
最近寒いし、孤独を感じる。

大好きな友達とグループ・ハグをしたい。
海が見えるカフェで美味しいコーヒーをのんで
散歩をして、夜は明日にワクワクしながら寝たい。

最近の恐怖は、今ある古き良き友人関係並に良いものが
もう今後新しく作れないのではないかということだ。

これからずっと孤独だったらどうしよう…!

例えば誰かが面白い事や愛らしい事をしたときに
横にいる親友の大笑いをしている顔を見つめながら
自分も大笑いをする。
同じタイミングで相手も笑っているのがすごく嬉しくて
より一層笑ってしまう。

面白いことを聞いたときに、相手も面白いと思うか
相手がその場にいなくても考えてしまう。

そういう親友に今後出会う人となれるんだろうか。
その親友に恋に落ちれるだろうか。

そういう事を考えてさみしーくなる。
寒いからかなぁ。

2013-11-05

それをやっちゃぁおしまいよってのに、
日本の悪口を言うとかがある。
あと日本と自分がこれまで住んでいたところを
露骨に比べるとか。

それをやったら負けだと思ってしまう。
自分の想像力の限界と、文化への寛容さに対しての敗北だと思ってしまう。

あと悪口言い始めたら
その感覚に乗っ取られてしまう気がして怖い。

でも生活の違和感や、好ましくないと思う感覚を
体の中にずっととどめておいても良くない。

どっかで、なんだかの形で発散させたい。
自分のためのものと、相手のためのものがある。

例えば自分を幸せにするために夫婦関係があると考えると
途端に欲望が激しくなる。
夫にはもっとお金持ちになってほしいし、
もっと素敵で、もっと賢くなってほしくなる。
もっともっともっともっととなる。
それで結果クソみたいな気分になって、
多くのことに対してやる気を失っていく。

逆に結婚とは自分が一生かけて愛する人を、
笑わせて、笑顔にして、幸せにするアクティビティー
なのだと思うと、途端にやる気がわく。 
相手に、とりあえずとても幸せになってほしくなる。
相手に与えたいものは山ほどある。 
やってあげたいことも沢山ある。
喜んでもらいたいという感情はつきない。
これは楽しいぞと思える。

一生かけて、この人の一生に幸せを届けるのだと
お互いが思いあっていたら、相当無敵だよね。

おんなじ事柄でも、自分が提供者になるか
授与者になるかで全然見え方が変わる。

大抵の場合、提供者である場合の方が
結果的にジョイフルだ。

そっち路線でいこうとおもう!!!

2013-10-29

架空の恋人



John Caleのバージョンのハレルヤが一番好きだ。

この曲は作曲者のレナード・コーエン、
CaleのバンドのVelvet Underground、
そしてLou Reedを教えてくれた。

Lou ReedはPatti Smithを私に教えてくれて
彼女がLou Reedに関するインタビューで
ヒッピーをすごく嫌っていたのを見て
「ヒッピーを嫌っていいのだ、それってなんて自由なのだ!」
と私の目から鱗を落としてくれた。

彼女が何かのインタビューでLouのWalk on the wild sideを
ストラビンスキーの春の祭典のように、
ジャンルを超えて誰にでも愛される芸術と言っていた。

本当にその通りだと思う。





この曲が作られて何年経っても、
ラジオから流れてくると、キラキラキラキラして聞こえて、
この声が自分の恋人のように思える。

大学の構内ラジオでこれが流れるたびに、
とりあえず皆で踊ったりコーラスをした。

Lou Reedはあまりにも格好良くて、
格好良すぎて、彼が死んでもなお、
「彼ってのは本当に伝説のミュージシャンだよね」
なんて魅力のない言葉は使ってはいけない相手なので、
(あんなに格好いい人にそんなこというなんて侮辱だ。)
彼の顔と音楽だけ自分の心に残して、
あとは綺麗さっぱりわすれなくちゃいけないような気分になる。

悲しくなっちゃったから、
見たら(聞いたらと言うよりかは、見たら)
100発100中元気になる
ボウイおじさんとジャガーおじさんの舞を確認して、今日は寝る。

2013-10-27

趣味、バグパイプを聞くこと

英連邦に住んでると、おめでたい時は基本バグパイプがなる。
スコットランド系の人達が輝く瞬間。

私それがすごーく好き。 
衣装も含めて、すごく好き。

キルトが好きなんだ!
バグパイムも大好きだし、
黒いふさふさボーボーの帽子も大好きだ!!!!

なので、それの祭典である
The Royal Edinburgh Military Tattooっていうお祭りの映像とか見始めると止まらない。

バグパイプ万歳!!!



The Royal Edinburgh Military Tattooには
ニュージーランド軍も出るんだけど、
(上の動画でだと50分頃)
私たちだけマオリ語のラブソングを浪々と歌ったりハカやったり、自由だ。
なんかね…多分真面目でいるのに飽きちゃって
男の軍人達が白鳥の湖を踊っちゃったり、
ブギーワンダーランドを歌ったりしちゃうの。。。
衣装もなんか力入ってないし。。。

他の国は、特に中東とか国威かけてやるし、
その年の帰還兵を迎え入れるたり、
アフガンとかイラクに出兵している英連邦のソルジャーに向けたシーンとかもあって、
かなり真剣なお祭りなんだけど、
ニュージーランドだけどっか間抜けなんだ。

そういう「私の出身地だけ間抜け」っていう感じも含めて好きだ。

このお祭りはいつかライブで見たい。

2013-10-10

例えば、明日日本から引っ越すとする。

自分はもう明日はこの国の景色を見ないんだと思ってみる。

そうすると途端に、いつもの景色がプレシャスに感じる。

いつもはつまらないと思って眺めやしない電車の窓からの景色が
愛おしくて目が離せなくなる。
ホームに立っている人の良さそうなおばちゃんやおじちゃん対して
これからも安全と健康と思いやりが社会から提供されることを祈ってしまう。

それで「そうだこの日本に対する愛情が私を日本につれて帰ってきたんだ」と自分の動機を思い出す。

一年住むと、住んでいるのが当たり前になって
なんで自分が帰ってきたのかとか、
どういう感情があったのかとか忘れちゃう。

だから、たまにずっと続く訳じゃないんだって
思い出すためのスイッチを押すんだ。

2013-10-07

ベストマン

親友の結婚のベストマン(花婿付き添いの男)になることになった。
何とも名誉でワクワクする話しだ。

イギリス、アメリカ式の結婚式をする
文化圏に住んでいる私位の年齢の女性は、
ブライズメイド(花嫁付き添いの女性 )に一回位はなっている。 
私はない。
親友の結婚式になるものなんだけど
非常に残念なことに、
今までその立場にたったことがない。

ただ伝統的には男の人がなる
ベストマンにはなったことがある。
今回で2回目。
結婚するときにはベストマンになると
約束している友人があと1人いる。

ブライズメイドになったことがないという、
女友達に選んでもらえなかったスティグマと痛みを、
でも「ベストマンにはなったことがある現代的な私」
としてとりあえず処理しようと思う。

たまに自分がきちんと結婚をする際に
誰が私のブライズメイドになってくれるんだろうと考える。
もう約束している人は男友達ばかりなので、
なんか微妙なんだけど、まぁしゃあないね。
なんかそれでも自然って感じにしなくては…。

2013-10-06

いじらしい行為

同居人に恋をしている親友T。
なんとその同居人が他の町/国に
引っ越そうかと考え始めたそうだ。

もー、気が気じゃないTは、
「夏の間は引っ越さないで良いじゃん?
オークランドにいこうよ」
って内容のストップモーションの
めちゃくちゃ可愛いムービーを作って
彼女に送ることにした。

出来上がった作品を送ってきたので
見たのだけど、確かにめちゃくちゃ可愛くて
愛らしくていじらしい、
素晴らしいムービーだった。

これを見た彼女はよっぽど男の子からの
情熱的な捧げものとかに慣れていいない限り
動揺するだろうなぁとは思ったけど。

こういう小さいロマンティックな行為の裏側には、
結構大きな愛情とか情熱が潜んでいる気がしてしまう。
自分がこういう行動を取るとき、大抵そうだから。

でも彼に話しを聞いていると、
そうでもないらしい。 
実のところどうなんだろう。
「本当にどっぷりと恋に落ちちゃってるんだね」というと
そんなことはないと彼は否定するけど、
実際はマッドな状況なんじゃないかと思ってしまう。
私が日本的情緒を持っているから、色眼鏡で見てしまうのかな。

日曜日の午後的に、
友達とベッドにねっころがりながら
「このビデオを彼女に見せるべきか見せないべきか」って
作戦をたてるのは最高なアクティビティーだと思う。
例えばそれがFacetime経由であっても。
本当は対面でできたら良いのだけど。
あー。直接会いたいなぁ。

2013-10-03

京都

今年に入ってから
家人に会いに月に一回は京都に行っている。

家族や、家族に近しい友人が関西に多く
最近では京都に行くと、家に帰った気分になる。

家族が住んでいる場所が家なのだなと思う。

たまたま家族が最近バラバラの場所に住んでいて
夫も遠くにいて、寂しい反面、
家がいろんな所にあるってのは楽しいなとも思う。

しかしそろそろパートナーとは一緒に住まないと
人生つまんないぞって気持ちになってきた。

それにしても京都好きだ。
あんなに素敵でロマンティックで美しい町に
なんでわざわざ関東の人は住まないのだろうと思う。

私が日本に定住している日本人なら
一回は長期的に京都に住むのに。

2013-09-30

友達の子供2人を連れて、遊びに出かけた。
数時間だけなのに、完全にぐったり。

頭の中にある「私と子供」のイメージは崩れた。
3歳児大変!
3歳児+1歳児の組み合わせなんて
もーー大変すぎて笑っちゃう勢い。

しかも多分一般的に言うと
すごく聞き分けが良くて大人しい子たちなのに
それでも大変。

子供がいる人達、すごすぎる。