韓国の通販のサイトがめちゃくちゃ可愛い。 サイトがというよりも、モデルさん達と写真がが可愛い。 少女漫画から出て来たみたい。 可愛すぎて怖い。 そう、なんか途中から怖くなってくる。(可愛いものを見慣れていないからか)
このシャツ欲しい。
髪型も可愛い。 あー、可愛い! 気分チョスミダ!
イエー! カムサハムニダー!
Showing posts with label 2012 家から. Show all posts
Showing posts with label 2012 家から. Show all posts
2012-04-18
すきー!
この人の書く文章のリズムや、語感が大好き。
あまりにも面白くて読みながら声を出して笑ってしまった!
私は口語体で、ぺらぺらと書かれた文章が好きだ。
頭の中で音として面白い文章が好き。
下の文章は
Team Kathy Fun Fan Club、ニューヨークにクールが復活からの引用。
__
1
「最近、ニューヨーク行った?」が定番の挨拶
今、ニューヨークがおもしろいーー。
この発言に首をかしげる向きもあるだろう。恥ずかしながら自分もその中のひとりだった。まずは論より証拠、以下に日本の某カルチャー誌で「東京でトップクラスの流行鑑定人」と紹介されていた人の文章を抜粋する。これはベストテン形式で行われた流行予報図の中のひとつで、その堂々第一位にニューヨークの名があげられている。
ニューヨークをそれほど推しておきながら、一貫して「らしい」「とのこと」「との情報もあり」という自信なさげな語尾に多少心配させられるものの、逆にそれはニュースソースの新鮮さを裏付けているとも考えられるし、また、「業界」で地位を確立してなお謙虚さを忘れないという、彼の好人物さを示しているのかもしれない。
そしてさらに、その謙虚さと矛盾せずに、最終的には具体例ゼロのままクールだと押し切っていくパワフルさは、さすがは「東京でトップクラスの流行鑑定人」である。不勉強な自分にはここで言う「業界」が何かは不明だが、おそらく日本のどこかに「時代のバズメイカー」(この雑誌にあった表現)が集うサークルが存在して、「リアル・クローズ」を着こなす「オシャレなヤツ」らが、「最近、ニューヨーク行った?」と挨拶し合っているのだろう。
なにはともあれ、日本の流行を影で操作している大物が言うのだ。ここ一、二年でニューヨークに「クールが復活した」と断言しても間違いない。そして、まさに今、ブログでニューヨークについて言及することは、格別にクールなことである。いや、ブログのような旧時代的なメディアではなく、上記リストの第十位にあげられていたTwitterでつぶやけたら、どんなに時代の最先端を感じられたことだろうか。上に抜粋した流行鑑定人の文章の字数を数えて欲しい。Twitterの流儀にならい一四〇字以内におさめられているのだ。彼はどこまで「オシャレなヤツ」なんだろうか。
こういう力強い時代の予言者が登場することをずっと待ち望んでいた。グーグルの検索窓が内面化されているような私にとっては、周囲の目利き仲間の口コミだけを頼りに、ウィズアウト・グーグルな文章を書くことができ、加えてそこから次なる流行を創出していく彼の力は羨望の的だ。何を発言するにもグーグルを通さないと不安になり、にもかかわらず忍耐力のなさからグーグル精度の低い文章を書いてしまい、日々気をもんでばかりの自分の目には、このまったくグーグルした感のない彼の文章は健康そのものに映る。
これからは彼の一挙手一投足を参考にして、ブログの読者数を増やしていこうと思う。
__
引用だけだと、何がどこまで面白いかははっきりと分からないと思うんだけど、ブログ、Team Kathy Fun Fan Clubを読んでもらえば分かると思う! 読んで、読みながら声出しながら笑ってくれ!
死語のヒップスター、その1から、その6まで続くヒップスターの物語も面白い。 ペラペラと言葉が紡がれて行くリズム感が気持ちいい。
あまりにも面白くて読みながら声を出して笑ってしまった!
私は口語体で、ぺらぺらと書かれた文章が好きだ。
頭の中で音として面白い文章が好き。
下の文章は
Team Kathy Fun Fan Club、ニューヨークにクールが復活からの引用。
__
1
「最近、ニューヨーク行った?」が定番の挨拶
今、ニューヨークがおもしろいーー。
この発言に首をかしげる向きもあるだろう。恥ずかしながら自分もその中のひとりだった。まずは論より証拠、以下に日本の某カルチャー誌で「東京でトップクラスの流行鑑定人」と紹介されていた人の文章を抜粋する。これはベストテン形式で行われた流行予報図の中のひとつで、その堂々第一位にニューヨークの名があげられている。
1. ニューヨーク:今業界では「最近、ニューヨーク行った?」が定番の挨拶。金融バブル崩壊が結果的にクールを復活させたとのこと。リアル・クローズの受容がますます高まり、男も女もオシャレなヤツが目に付くらしい。でも、アートは不調との情報もあり。
ニューヨークをそれほど推しておきながら、一貫して「らしい」「とのこと」「との情報もあり」という自信なさげな語尾に多少心配させられるものの、逆にそれはニュースソースの新鮮さを裏付けているとも考えられるし、また、「業界」で地位を確立してなお謙虚さを忘れないという、彼の好人物さを示しているのかもしれない。
そしてさらに、その謙虚さと矛盾せずに、最終的には具体例ゼロのままクールだと押し切っていくパワフルさは、さすがは「東京でトップクラスの流行鑑定人」である。不勉強な自分にはここで言う「業界」が何かは不明だが、おそらく日本のどこかに「時代のバズメイカー」(この雑誌にあった表現)が集うサークルが存在して、「リアル・クローズ」を着こなす「オシャレなヤツ」らが、「最近、ニューヨーク行った?」と挨拶し合っているのだろう。
なにはともあれ、日本の流行を影で操作している大物が言うのだ。ここ一、二年でニューヨークに「クールが復活した」と断言しても間違いない。そして、まさに今、ブログでニューヨークについて言及することは、格別にクールなことである。いや、ブログのような旧時代的なメディアではなく、上記リストの第十位にあげられていたTwitterでつぶやけたら、どんなに時代の最先端を感じられたことだろうか。上に抜粋した流行鑑定人の文章の字数を数えて欲しい。Twitterの流儀にならい一四〇字以内におさめられているのだ。彼はどこまで「オシャレなヤツ」なんだろうか。
こういう力強い時代の予言者が登場することをずっと待ち望んでいた。グーグルの検索窓が内面化されているような私にとっては、周囲の目利き仲間の口コミだけを頼りに、ウィズアウト・グーグルな文章を書くことができ、加えてそこから次なる流行を創出していく彼の力は羨望の的だ。何を発言するにもグーグルを通さないと不安になり、にもかかわらず忍耐力のなさからグーグル精度の低い文章を書いてしまい、日々気をもんでばかりの自分の目には、このまったくグーグルした感のない彼の文章は健康そのものに映る。
これからは彼の一挙手一投足を参考にして、ブログの読者数を増やしていこうと思う。
__
引用だけだと、何がどこまで面白いかははっきりと分からないと思うんだけど、ブログ、Team Kathy Fun Fan Clubを読んでもらえば分かると思う! 読んで、読みながら声出しながら笑ってくれ!
死語のヒップスター、その1から、その6まで続くヒップスターの物語も面白い。 ペラペラと言葉が紡がれて行くリズム感が気持ちいい。
笑いたい人におすすめ。
2012-04-17
野郎ども大合唱
外見はすっごく柔らかい男の子や
hipster系の男の子たちもいまだに往年のエミネムの歌を未だに全部歌えたりして驚くことがある。
いつもはインディーロックとか
実験音楽とかばっかり聞いているようないけすかない奴らですら、
車のラジオでカニエ ウェストのランナウェイがかかると
滅茶苦茶コブシかけながら大合唱したりする。
そんな時ヒップホップの力を思い知る。
男達が大合唱していたので
じっくりとランナウェイの歌詞をじっくり聞いてみたら、
とんでもなくてたまげた。
おいおい!
身をくねらせながら熱唱する内容かよ!
And I always find, yeah, I always find somethin' wrong
You been puttin' up with my shit just way too long
I'm so gifted at findin' what I don't like the most
So I think it's time for us to have a toast
いっつもいっつも俺は間違えを見つけちゃう
お前は俺のクソに耐えすぎた
俺は自分の嫌いな物を見つけるのにすっごい才能があるんだ
だから今は俺らで一緒に乾杯しよう
Let's have a toast for the douchebags,
Let's have a toast for the assholes,
Let's have a toast for the scumbags,
Every one of them that I know
Let's have a toast to the jerkoffs
That'll never take work off
Baby, I got a plan
Run away fast as you can
愚か者たち(膣洗浄機のゴミ袋野郎達)に乾杯しよう
クソ野郎(ケツの穴野郎達)に乾杯しよう
クズども(垢袋野郎達)に乾杯しよう
俺が知るみんなへ
バカども(オナニー野郎達)に乾杯しよう
でもそんなことをしてもどうにもならない
だからこうしよう
逃げるんだ 全速力で
She find pictures in my email
I sent this girl a picture of my dick
I don't know what it is with females
But I'm not too good with that shit
See, I could have me a good girl
And still be addicted to them hoodrats
And I just blame everything on you
At least you know that's what I'm good at
彼女は僕からのメールの中に写真を見つけるんだ
俺はこの女の子に自分のチンコの写真を送ったんだ
女ってなんなのか俺にはわかんないんだ
俺ってそういうの器用にできないんだ
きっと良い女の子と付き合えると思うんだよね、
でもエロい女が好きなんだ
俺はいつだって君をただ責める
君もそれが俺の得意技だってことは知ってるよな
そうきたか!! そうなのか!!
そりゃそんな写真送ってくる男からは逃げるよ、全速力で。
女も自己憐憫とか自己嫌悪とかするけど、「ああ、私って、本当に膣洗浄で出た汚水をためる袋…。 まさにケツの穴。 垢がたまった袋…。 そしてとってもオナニー。 ついでに私の性器の写真を出来心で送ってしまおう!」とは思わないのではないだろうか。
そして多くの女は自分の自己憐憫やら自己嫌悪の為に
大量のバレリーナが自分の周りを踊る必要も、
滅茶苦茶身をくねらせる必要も感じていない。
どれだけ繊細なんだよ、男!
とんだ大事になってるぞ!
すれてなくて、健康そのもののすくすくした男友達ですら、
うわーっと感情込めてこういう歌をたまに歌う。
その様子を見ながら、「男でいるってのは、大変だな」と思う。
「ぐわー!俺ってモンスターなんだー!ファーック!!困ったー!」っていう、「俺モンスター」シナリオが魂に焼き付いているんだろう。 多分それはヒーローシナリオの一部として。
愛おしくなるね。
年取ったからかもしれないけど、
最近こういうのって本当に愛おしいなと思うようになってきた。
2012-04-11
2012-04-10
悩んでる
「あれ? あれ? 私ってもうすっごい年とっちゃった? スタート地点にすら立ってない気分なのに。 もう、そこにすら立てないの?」と暗ーい気持ちになる。 しょぼーんとなりますっ!
しかも私住んでるところ、世界地図のはじっこ密林の中だから、悩んでる時も大抵目の前は大絶景。 「うわー!すっごーい! 美! ああ、それにしても私の人生どうなるんだろう。 あ、いま波が光った、すっごーい! 美!」ってな感じに興奮と悩みが繰り返し、心に浮かぶ。
しかも私住んでるところ、世界地図のはじっこ密林の中だから、悩んでる時も大抵目の前は大絶景。 「うわー!すっごーい! 美! ああ、それにしても私の人生どうなるんだろう。 あ、いま波が光った、すっごーい! 美!」ってな感じに興奮と悩みが繰り返し、心に浮かぶ。
2012-04-02
タイスキ
親しい友人が最近情緒不安定で可哀想だった。
結果彼の精神年齢は日に日に、思春期の面倒くさいウェットな男子に後退していった。
もー、傷つきやすいのなんの。
最近気がついたんだけど
少なくない数の成人男性たちの胸の中には
未だにすっごく繊細でか弱い中学二年生位の男の子が住んでいるっぽい。
ふにゃふにゃしていて、
傷つきやすくて、
すっごくねっちりしていて、
汗っかきで、
恨めしがっている弱い坊ちゃんが住んでいる。
そして緊張とか圧迫とか切迫とかがピークになると、
バーンと全面にその性格が出てくるようだ。
彼は最高に気色が悪くてめんどくさい少年になっていた。
友達ですら一緒にいるのがめんどくさい奴になっていたので、
本人も本当に自分自身を持て余していた。
で、最後の理性を振り絞りカウンセリングを受けに行っていた。
英断。
カウンセラーにいろいろアドヴァイスしてもらってきたんだけど、
その中に「祖国、タイの料理を食べてごらん」ってのがあったらしい。
彼はあんまり祖国の風習とか生活様式とか持ち込まない子だから、
これまで一緒にタイ料理を食べたりとかはしなかったんだけど、
それ以来意識的に一緒に食事をするときはタイ料理を選んでいる。
昨日は私の家で彼の一番好きなタイ料理、タイスキをした。
日本人の私がクックパッドのレシピを使いNZで作ったものなので、
偽物感ぷんぷんの一品。
まぁ気晴らしにでもなれば良いと思って献上した。
しかしながらね、食べさせてみたら、
本当に「魔法?」って位に、彼がお元気になった。
ものっすごい美味しい美味しいと連呼しながら、
延々と食べていた。
こんなに元気な彼を見たのは久しぶり。
うわー、本当に祖国の料理って効くんだなぁと激しく感動してしまった。
すごいスピードで食べていく彼の様子を見ていたら
思わず抱きしめたくなった。
なんでだかそのかっくらう、生命力に感動してしまったのだ。
最後には元気な時にいつも言う、青臭い憎まれ口をジャンジャン言っていた。
うわー! 元気になってるー!と、心の中で私感涙。
彼が帰った後、夫と「すごかったね」と言い合った。
二人して彼の食事姿に感動してしまったのだ。
確かにタイスキは美味しかったんだけど、
でも私にとっては、そこまでの次元の美味しさじゃなかった。
その味で育ったものにしか分からない旨味がある。
で、多分、その旨味が人を癒す。
母国語のニュアンスとか、
母国語が心に響く速度とかと似ている。
ほとんど魔法。
とりあえず、魔法の力を使う為に、タイ料理をもっと覚える事にした。
2012-03-29
2012-03-23
海外就職
最近海外就職ネタをよく聞く。
ついに出稼ぎ一般化か。
これはいいことだと思う。
人間とか社会って挑戦がある方が成長する。
人生において何をどこまでやるかっていう、
スコープが大きければ大きい程伸びる。
「自分の社会に閉塞感を感じている」とか「出稼ぎが必用」とかっていう
要するに一旦、自分を、立場的には弱い挑戦者の立場に置くってのは良い事じゃないだろうか。
私の場合は高校大学でいた場所で就職したから
海外就職って言う程の海外就職じゃないんだけど
それでも挑戦だった。
自分の母体じゃない社会の中で
競争をするってのは非常に楽しい経験だった。
もー、やりたい放題。
自分と似通った奴らとドングリの背比べをする、
消耗合戦とはひと味違う経験になったと思う。
何しても人と違うからね。
瑣末な事に悩まなくてすむ。
だから皆若いうちに数年感位やってみりゃいいと思う。
ついに出稼ぎ一般化か。
これはいいことだと思う。
人間とか社会って挑戦がある方が成長する。
人生において何をどこまでやるかっていう、
スコープが大きければ大きい程伸びる。
「自分の社会に閉塞感を感じている」とか「出稼ぎが必用」とかっていう
要するに一旦、自分を、立場的には弱い挑戦者の立場に置くってのは良い事じゃないだろうか。
私の場合は高校大学でいた場所で就職したから
海外就職って言う程の海外就職じゃないんだけど
それでも挑戦だった。
自分の母体じゃない社会の中で
競争をするってのは非常に楽しい経験だった。
もー、やりたい放題。
自分と似通った奴らとドングリの背比べをする、
消耗合戦とはひと味違う経験になったと思う。
何しても人と違うからね。
瑣末な事に悩まなくてすむ。
だから皆若いうちに数年感位やってみりゃいいと思う。
2012-03-18
プロポーズ
知り合いの50歳の誕生日パーティーに行った。
派手で陽気でヒッピーな中年達が沢山いる森の中での深夜のパーティー。
結構クールだ。
彼女が子供みたいにキラキラと喜びながら、
誕生日ケーキのロウソクを消した。
「来てくれてありがとう! この場に来てくれた人、本当に愛してる。
これ以上に幸せな事ってない!」とニコニコしながら言った。
で、「あ! 結婚しよ!」と思いつきで言った。
周りは、一瞬きょとん。
で、その後うわーーーっと盛り上がった。
その場に担ぎ出される彼女の三十年来のパートナー。
「結婚しよう!」と彼女がいたずらっ子っぽく、我が儘な感じで言うと、
彼は大げさに、仕方がない、その我が儘受け入れるしかないって演技をしながら、
「オーケー、イエス、イエス、イエス」と答えた。
その場で誕生日パーティーは婚約パーティーに変わった。
産まれて初めてプロポーズの現場に居合わせた。
私の連れ合いは、一昔前の"自由な人"願望がある。
なのでそのヒッピーな知人をロールモデルとしてうっとりして眺めている。
自然な流れで「あー、あのプロポーズ、本当に素敵だった。 あー、本当に素敵だった。 あーいう感じで結婚したい!」とその後もずっと言っている。
どうやら連れ合いのロマンティック願望を満たしてあげるためには、
20数年後、私の50歳の誕生日の深夜の森で、
酔っぱらったついでにプロポーズしてあげなくてはいけないようだ。
まあね、それも素敵だよね。
問題は特にない。
こっちでだとデ・ファクト(事実婚)や
シビルユニオン(連帯のための市民契約)
とか制度がいろいろあるから
マリッジは特にしない人が多い。
多分それで余計にマリッジには独特のロマンスが漂う。
「丘の上の小さなお家」的な、なんかすっげーキリスト教っぽい感じのロマンス。
すごく宗教的で秘技っぽい感じがする。
それも悪くないなと最近は思う。
もしかしたら生きている間で行う最大の宗教行事なのかもしれないし、
やったらやらないより、魂ほっくりして長生きしそう。
まぁ、当分(20数年)はプロポーズの必要はない様子なので
とりあえず今は忘れとこ。
とにかく、デ・ファクトであれ、シビルユニオンであれ、マリッジであれ、
伴侶に対して持つべき心構え…、
相手の生命への讃歌と、繁栄の祈りみたいなのは一緒。
皆好きに生命讃歌しやすい方法で勝手にくっつきゃいいと思う。
どんな形であれ「この人と繁栄したい!」って思っちゃったなんて、
すっげー良い話しじゃん。
派手で陽気でヒッピーな中年達が沢山いる森の中での深夜のパーティー。
結構クールだ。
彼女が子供みたいにキラキラと喜びながら、
誕生日ケーキのロウソクを消した。
「来てくれてありがとう! この場に来てくれた人、本当に愛してる。
これ以上に幸せな事ってない!」とニコニコしながら言った。
で、「あ! 結婚しよ!」と思いつきで言った。
周りは、一瞬きょとん。
で、その後うわーーーっと盛り上がった。
その場に担ぎ出される彼女の三十年来のパートナー。
「結婚しよう!」と彼女がいたずらっ子っぽく、我が儘な感じで言うと、
彼は大げさに、仕方がない、その我が儘受け入れるしかないって演技をしながら、
「オーケー、イエス、イエス、イエス」と答えた。
その場で誕生日パーティーは婚約パーティーに変わった。
産まれて初めてプロポーズの現場に居合わせた。
私の連れ合いは、一昔前の"自由な人"願望がある。
なのでそのヒッピーな知人をロールモデルとしてうっとりして眺めている。
自然な流れで「あー、あのプロポーズ、本当に素敵だった。 あー、本当に素敵だった。 あーいう感じで結婚したい!」とその後もずっと言っている。
どうやら連れ合いのロマンティック願望を満たしてあげるためには、
20数年後、私の50歳の誕生日の深夜の森で、
酔っぱらったついでにプロポーズしてあげなくてはいけないようだ。
まあね、それも素敵だよね。
問題は特にない。
こっちでだとデ・ファクト(事実婚)や
シビルユニオン(連帯のための市民契約)
とか制度がいろいろあるから
マリッジは特にしない人が多い。
多分それで余計にマリッジには独特のロマンスが漂う。
「丘の上の小さなお家」的な、なんかすっげーキリスト教っぽい感じのロマンス。
すごく宗教的で秘技っぽい感じがする。
それも悪くないなと最近は思う。
もしかしたら生きている間で行う最大の宗教行事なのかもしれないし、
やったらやらないより、魂ほっくりして長生きしそう。
まぁ、当分(20数年)はプロポーズの必要はない様子なので
とりあえず今は忘れとこ。
とにかく、デ・ファクトであれ、シビルユニオンであれ、マリッジであれ、
伴侶に対して持つべき心構え…、
相手の生命への讃歌と、繁栄の祈りみたいなのは一緒。
皆好きに生命讃歌しやすい方法で勝手にくっつきゃいいと思う。
どんな形であれ「この人と繁栄したい!」って思っちゃったなんて、
すっげー良い話しじゃん。
2012-03-16
足を引っ張る予言
占いをしてもらった事はほとんどない。
本格的にしてもらったのは多分一回だけ。
そういうのが好きな子に「この人はすごいから!百発百中だから!」と勧められ
20歳位の時に東ヨーロッパからの移民の女性に見てもらった。
確かにその人はすごかった気がする。
少なくとも、言われた事に外れは無かった。
とりあえず二つ印象に残った事を言われた。
一つ目は、私は仕事を探さないだろうって事。
仕事は誰かから常に貰えると言われた。
それはその通りで、これまで就職活動をしたことは無い。
もう一つは、25歳の時に会った人のいる場所に住む事になると言われた事。
これは恋愛とか結婚とかに関する話だった。
実際25歳になって一ヶ月後に出会った人と一緒になっているし、
今のところ相手の場所に住んでいる。
二つともファンタスティックな予言だ。
あたってよかった。
仕事がある事も、家庭を持つ事もブリリアントでワンダフルな事だ。
でもなんか、この予言が私が次に何かをやるのの足を引っ張っている。
特に「相手の住む場所に住む事になる」ってのがそう。
「何それ、私側の場所はなくなっちゃうって事? 東京なくなんの?!」とどっかでずっと引っかかっている。 そんなん困る。 私、夫の住む場所に身を寄せるタイプの女じゃないし。
あと仕事も相手の方から来るってので、自分から探そうかなというのの足を引っ張っていた気がする。
ねー! こういうのがあるから占いってなんかめんどくさいよね。
自由になりたいのにー!
本格的にしてもらったのは多分一回だけ。
そういうのが好きな子に「この人はすごいから!百発百中だから!」と勧められ
20歳位の時に東ヨーロッパからの移民の女性に見てもらった。
確かにその人はすごかった気がする。
少なくとも、言われた事に外れは無かった。
とりあえず二つ印象に残った事を言われた。
一つ目は、私は仕事を探さないだろうって事。
仕事は誰かから常に貰えると言われた。
それはその通りで、これまで就職活動をしたことは無い。
もう一つは、25歳の時に会った人のいる場所に住む事になると言われた事。
これは恋愛とか結婚とかに関する話だった。
実際25歳になって一ヶ月後に出会った人と一緒になっているし、
今のところ相手の場所に住んでいる。
二つともファンタスティックな予言だ。
あたってよかった。
仕事がある事も、家庭を持つ事もブリリアントでワンダフルな事だ。
でもなんか、この予言が私が次に何かをやるのの足を引っ張っている。
特に「相手の住む場所に住む事になる」ってのがそう。
「何それ、私側の場所はなくなっちゃうって事? 東京なくなんの?!」とどっかでずっと引っかかっている。 そんなん困る。 私、夫の住む場所に身を寄せるタイプの女じゃないし。
あと仕事も相手の方から来るってので、自分から探そうかなというのの足を引っ張っていた気がする。
ねー! こういうのがあるから占いってなんかめんどくさいよね。
自由になりたいのにー!
2012-03-15
「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」
相棒のブログのタイトル「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」を見て超ときめいた。 まさにその通りと、熱り立ってブログを読む。
日本に帰る度にいろんな人がオツな本をくれる。
で、読み始めてから3秒後「世の中で一番おいしいのはつまみ食いである」は
大昔に私が読んでいた本のタイトルだったと思い出して大笑い。
なんだか自分の一部をぽろんと意識してなかった場所から見つけたような気分!
この本は日本に帰っている間
よく本をくれる友人(大山)から貰った。
よく本をくれる友人(大山)から貰った。
多分それを相棒の前で私が読んでいたのだろう。
うれしかねー。
本当にありがとねー。
いつもは一緒にいられない分、
時間芸術を共有するってのはいいアプローチだよね。
優れた愛の行為だと思います。
それにしてもさ、自分がどこでどの本を読んでいたか思い出すのって
案外と難しくない?
旅行中に読んだ本は
周りの景色とかも含めて結構はっきりと思い出せるんだけど
日常的に読んだ本はいつどこで読んだのか思い出せない。
本読んでいた時間って、大切な人生の一部なのに
いつどこで経験したのか忘れちゃうってちょっと残念だね。
いい感じに記録する方法とかってないのかなー。
秘宝
人類の秘宝アリエル・ピンクのライブに行ってきた。
ひっさびさの「この人、天才!」と魂震えるコンサートであった。
生きててよかった!
始まって三分位で私の中で生命讃歌が鳴り響いた。
上出来とか、クールとか、そんな次元じゃなくて、まさに宝。
御宝。
玉。
ギョクッ!!
サイケとかヴィンテージなサウンドとか、奇抜さとか、中央線っぽさとかに1mmも興味がない私ですら信奉してしまう。 そんな魅惑のアリエル・ピンク。
元々私は、サイケな音楽の作り出す「自分がどんどん広がっていく感じ」が苦手だ。 広がらなくて多いに結構。 自分が拡張されて自然の中に溶けていく位ならば、私はもっと繰り返しの音とか、機械的な世界の中に自分を見失いたい。
多分、だからこそ
いつも気持ち悪がって
嫌悪して、排除して、おぞましがっている分
好きになると、それはもう魅了されてしまう。
マイク・ケリーとかいい例。
ケツの穴から編みぐるみ出てくるとか、もう、おぞましくて思わず覗き見。
おぞましさの中でしか表現出来ない優しさや人の道って絶対にある。
そしてそのおぞましくってヌメッとした温かさこそ、往々にして人類愛なんだと思う。
あー、本当によかったアリエル・ピンク。
来日した際とかには是非皆様聞きに行ってー!
最高だからー!
ひっさびさの「この人、天才!」と魂震えるコンサートであった。
生きててよかった!
始まって三分位で私の中で生命讃歌が鳴り響いた。
上出来とか、クールとか、そんな次元じゃなくて、まさに宝。
御宝。
玉。
ギョクッ!!
サイケとかヴィンテージなサウンドとか、奇抜さとか、中央線っぽさとかに1mmも興味がない私ですら信奉してしまう。 そんな魅惑のアリエル・ピンク。
元々私は、サイケな音楽の作り出す「自分がどんどん広がっていく感じ」が苦手だ。 広がらなくて多いに結構。 自分が拡張されて自然の中に溶けていく位ならば、私はもっと繰り返しの音とか、機械的な世界の中に自分を見失いたい。
多分、だからこそ
いつも気持ち悪がって
嫌悪して、排除して、おぞましがっている分
好きになると、それはもう魅了されてしまう。
マイク・ケリーとかいい例。
ケツの穴から編みぐるみ出てくるとか、もう、おぞましくて思わず覗き見。
おぞましさの中でしか表現出来ない優しさや人の道って絶対にある。
そしてそのおぞましくってヌメッとした温かさこそ、往々にして人類愛なんだと思う。
あー、本当によかったアリエル・ピンク。
来日した際とかには是非皆様聞きに行ってー!
最高だからー!
2012-03-14
名前を忘れる
よく自分の名前を忘れる。
文字で見たり、
誰かによばれたりして、
「ああ、そういやそんな名前だったね」と思い出す。
みんなもそんな感じ?
一番身近なアイデンティティの割には
自分の名前って、自分の中で存在感薄し。
私はこっちで暮らしている時は
日常的には大概アニーとよばれていて、
職場とかではアナとよばれている。
日本ではアンナ。
他にはたまにアニュシュカとかアーニャとか、
なんか適当につけられたあだ名に囲まれて暮らしている。
元々かなり適当な名前。
AとNがくみ合わさっただけ。
だからかよぶ方もよばれる方も適当になる。
よって、あんまり「これが私の名前です!」ってのがない。
本当に忘れる。
たまに自分がよばれている事にもそんなに気がつかない。
魂にぐっさりと突き刺さっている位に、
響きに響く真の名前があればいいんだけどねー。
文字で見たり、
誰かによばれたりして、
「ああ、そういやそんな名前だったね」と思い出す。
みんなもそんな感じ?
一番身近なアイデンティティの割には
自分の名前って、自分の中で存在感薄し。
私はこっちで暮らしている時は
日常的には大概アニーとよばれていて、
職場とかではアナとよばれている。
日本ではアンナ。
他にはたまにアニュシュカとかアーニャとか、
なんか適当につけられたあだ名に囲まれて暮らしている。
元々かなり適当な名前。
AとNがくみ合わさっただけ。
だからかよぶ方もよばれる方も適当になる。
よって、あんまり「これが私の名前です!」ってのがない。
本当に忘れる。
たまに自分がよばれている事にもそんなに気がつかない。
魂にぐっさりと突き刺さっている位に、
響きに響く真の名前があればいいんだけどねー。
2012-03-12
奇跡だった
東日本大震災から一年が過ぎた。
一年前の今日、2011年3月12日、
私はこちらで日本のテレビを見ていた。
原発が水素爆発した様子をただ呆然と眺めていた。
その時は一年後をどう迎えるかなんて全く想像できなかった。
単純に次の日がどうなるのかすら分からなかった。
2012年3月11日。
多くの日本に住んでいらっしゃる方々が
静かに祈りの一日を過ごせた事は
私がしたどんな楽観的な想像よりも奇跡だった。
ものすっごい努力が影であったのだろう。
命を、沢山の人がかけたのだろう。
日本の人達は自分に厳しいから
現状に対して好意的な事はあまり言わない。
意見を聞かれたら批判的な事を言う。
志が高くて素晴らしい事だとは思う。
こちらの新聞にも日本の方々が言った、
自分たちに対する厳しい言葉が沢山載っていた。
この厳しさが、日本の底力で、日本が大倒れしない理由なのだろう。
でも端から見ているとそんな人達みんなの一人一人の手を握って、
「そんな事ない、あなたは本当に頑張っている。誰もが知ってる。あなたの足跡全てが尊い。」と言って回りたくなる。
この一年、
一年前の今日、2011年3月12日、
私はこちらで日本のテレビを見ていた。
原発が水素爆発した様子をただ呆然と眺めていた。
その時は一年後をどう迎えるかなんて全く想像できなかった。
単純に次の日がどうなるのかすら分からなかった。
2012年3月11日。
多くの日本に住んでいらっしゃる方々が
静かに祈りの一日を過ごせた事は
私がしたどんな楽観的な想像よりも奇跡だった。
ものすっごい努力が影であったのだろう。
命を、沢山の人がかけたのだろう。
日本の人達は自分に厳しいから
現状に対して好意的な事はあまり言わない。
意見を聞かれたら批判的な事を言う。
志が高くて素晴らしい事だとは思う。
こちらの新聞にも日本の方々が言った、
自分たちに対する厳しい言葉が沢山載っていた。
この厳しさが、日本の底力で、日本が大倒れしない理由なのだろう。
でも端から見ているとそんな人達みんなの一人一人の手を握って、
「そんな事ない、あなたは本当に頑張っている。誰もが知ってる。あなたの足跡全てが尊い。」と言って回りたくなる。
この一年、
地震と津波で国土が暴力的に破壊されて、
大切な社会の人達が沢山亡くなったのに、
アホな原発事故がおこり
ただ悲しみに身を寄せて泣く事も出来ない
辛い状況に日本の人達は置かれていた。
しかもその中で復興の狼煙を上げて。
鎮魂さえ許されない、そんな破壊の中に身を置かなくてはいけない人達の事を想うと、胸が潰される。 日本の中にいた人達が一年かけて通過した忍耐は想像もできない。
家族、全ての友達、
そんな私の大切な人達を守ってくれた社会の人達、
みんなに、頑張ってくれて生き抜いてくれてありがとうと言いたい。
いやー、本当に皆頑張った!
個人的に知っている人達皆
こんなに頑張っているところ
見た事なかった。
何よりも東北の人達、
本当に、本当に、本当に、
頑張ってくれてありがとう。
あなた達が残している足跡が
本当に尊い物だと皆が知ってる!
復興元年。
ひたすら復興しよう。
辛い状況に日本の人達は置かれていた。
しかもその中で復興の狼煙を上げて。
鎮魂さえ許されない、そんな破壊の中に身を置かなくてはいけない人達の事を想うと、胸が潰される。 日本の中にいた人達が一年かけて通過した忍耐は想像もできない。
家族、全ての友達、
そんな私の大切な人達を守ってくれた社会の人達、
みんなに、頑張ってくれて生き抜いてくれてありがとうと言いたい。
いやー、本当に皆頑張った!
個人的に知っている人達皆
こんなに頑張っているところ
見た事なかった。
何よりも東北の人達、
本当に、本当に、本当に、
頑張ってくれてありがとう。
あなた達が残している足跡が
本当に尊い物だと皆が知ってる!
復興元年。
ひたすら復興しよう。
2012-03-02
気になる
誰かに対して、すごく積極的に、キラキラとした気持ちを持つ事。
大きな声、もしシャイな気分になっていたら小さな声で「あの人が気になる!」と自分に言う事。
はぁ、恋しい。
恋が恋しい!
夫と活気のあるバーの前を通る度に「こういうの見ると、独り身になりたくなるよね」と言いあう。 本当に!
大きな声、もしシャイな気分になっていたら小さな声で「あの人が気になる!」と自分に言う事。
はぁ、恋しい。
恋が恋しい!
夫と活気のあるバーの前を通る度に「こういうの見ると、独り身になりたくなるよね」と言いあう。 本当に!
2012-02-27
2012-02-26
遠くにあって霞んでいるけど、でも切実で生々しい存在
ボーイフレンドと深夜のデートに行った。 夫は御実家に帰省中。
こんな夜はほっつき歩くに越した事はない。
お酒を呑んで、つまみを食べて、幸せな気分で
CALL CUTTA IN A BOXはすごくチャーミングで温かくて、光に満ちた作品だった。 非常にインタラクティブ。 "50分間、インドのコルカタにあるコールセンターで働くインド人と、一対一で話す"ってのがこのパフォーマンスの基本的な軸。
こんな夜はほっつき歩くに越した事はない。
お酒を呑んで、つまみを食べて、幸せな気分で
ドイツから来たRimini Protokollの"CALL CUTTA IN A BOX"
というパフォーマンスを見に行った。
Rimini Protokollはみっちりコールセンター側の人材と、私が入る環境に仕込みをしている。
まず夜中に弁護士の事務所に行く。
(この時点では私は全く何も分かっていない)
時間になるまで建物の外で待つ。
事務所に入れてもらった後、1人1人オフィスに入る。
そこで何かが起るのを待つ。
インターネット電話が使われるようになってから、
英語圏のコールセンターはかなりの割合でインドに外注されるようになった。
なので何かの用があってカスタマーサービスとかに電話をすると、
インド人がインドで電話をピックアップする。
(この時点では私は全く何も分かっていない)
時間になるまで建物の外で待つ。
事務所に入れてもらった後、1人1人オフィスに入る。
そこで何かが起るのを待つ。
突然電話が鳴る。
すごく濃い訛のインド人の男の人がコールセンターから話しかけてくる。
彼は私のいる環境をかなりコントロール出来る。
お湯を涌かしてくれたりもする。
すごく濃い訛のインド人の男の人がコールセンターから話しかけてくる。
彼は私のいる環境をかなりコントロール出来る。
お湯を涌かしてくれたりもする。
いろいろと話す。
最初は沢山質問をされる。
夜中に知らない密室に1人でいるからか、
電話から聞こえてくる相手の声をすごく親密に感じる。
普段なら言わないような事もケロッと言えてしまう。
ビデオカメラをオンにして、コルカタとオークランドにいるお互いを見ながら、
ボリウッド音楽を聞いて踊る。
なんかものっすごく美しかった。
最初は沢山質問をされる。
夜中に知らない密室に1人でいるからか、
電話から聞こえてくる相手の声をすごく親密に感じる。
普段なら言わないような事もケロッと言えてしまう。
ビデオカメラをオンにして、コルカタとオークランドにいるお互いを見ながら、
ボリウッド音楽を聞いて踊る。
なんかものっすごく美しかった。
「何年も前から友達だったみたいだね!」と言われる。
本当にそうだと笑う。
本当にそうだと笑う。
スカイプのビデオ越しに見るコールセンターの風景の中には、濃密なコルカタがあった。
インターネット電話が使われるようになってから、
英語圏のコールセンターはかなりの割合でインドに外注されるようになった。
なので何かの用があってカスタマーサービスとかに電話をすると、
インド人がインドで電話をピックアップする。
そこには常に小さなワクワク感が潜む。
「この人達ってどんなオフィスにいるんだろう」とか
「どんな生活してるんだろう」とか
「ちょっとお友達になってみたい」とかっていう、
日常で持つ小さな欲求や好奇心に対して
どんぴしゃりアンサーをくれているパフォーマンスだった。
「この人達ってどんなオフィスにいるんだろう」とか
「どんな生活してるんだろう」とか
「ちょっとお友達になってみたい」とかっていう、
日常で持つ小さな欲求や好奇心に対して
どんぴしゃりアンサーをくれているパフォーマンスだった。
仕込みが見事に出来ていたから
50分間はあっという間に過ぎていった。
最後、スカイプが切れる頃には結構泣きそうになった。
50分間はあっという間に過ぎていった。
最後、スカイプが切れる頃には結構泣きそうになった。
育った環境がそうさせたのかもしれないけれど
私は遠くにあってちょっとピンぼけだけど、
でも切実で生々しい存在に触れるのが好きだ。
ウェリントンにいる友達も、イギリスにいる友達も、日本にいる友達も、
憧れている作家も、大好きな作品も、愛おしい場所も
大抵は私がいる場所から遠くにあって、
霞んでいる。
それはとても寂しいんだけど、
でもなんだかんだでこの寂しさが結構好きだ。
この寂しさを知っている事が好きだ。
多分このパフォーマンスを作った人も、同じような感覚を持っているんだろう。
ささやかで、遠くて、霞んでいて、でも生々しい相手の存在に
なんでだか毎日自分自身が励まさせれて、人生を愛おしく思えるこの感じを。
Subscribe to:
Posts (Atom)